恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
そうするとオーナーがその雑誌を見て
「結花ちゃんもウェディングドレスとか興味あるんだ?」と聞いてきた。
「はい。ウェディングドレスは、女性の憧れですから」
こんな素敵なドレスでバージンロードを歩けたら素敵だろう。
もちろん花婿は…
「ちょっと雅樹。
相変わらず女心分かってないわねぇ~だから彼女とすぐに別れるのよ!」
杏奈に指摘され結花は、ハッとする。
「…うるさいよ。義姉さん」
オーナーは、そう言ったが内心どう思っているのだろう?
(原因は、杏奈さんなのに…)
何だから胸がチクチクする。
もしかしてオーナーの気持ちに気づいてないのだろうか…?
「そうだ。最近デザインして作り出してるドレスが合うかも…さっそく寸法を取らなくちゃあ」
「雅樹。愛美さんの番号知ってる?」
「あぁ、それなら…」