恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
「結花ちゃん。気にする必要ないよ。義姉さんは、破天荒だから」
(破天荒…って)
話しによると優樹の母親は、いつもこんな感じらしい。
結花は、唖然とする。
(人は、見かけによらないわね。見た目は、おしとやかな美人さんなのに…)
「ねぇ、それより雅樹君。しばらくココで待っててもいいかしら?和樹が迎えに来てくれることなってるの」
「兄さんが?
別にいいけど…」
(えっ?ってことは、優樹君の父親でオーナーのお兄さんに会えるってこと!?)
それは、会ってみたいと思う結花。
こう言う時しか会う機会がないかも知れない。
「じゃあ、しばらく待たせてもらうわね」
優樹と優樹の母…杏奈がしばらく会話をしながら待っていると誰かが入って来る。
「いらっしゃいませー」
結花は、出迎えるため行くとカッコイイ男性が入ってきた。
「あ、パパだ!」