恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
「嘘~やったじゃない。結花」
喜んでくれる里緒に戸惑ってしまう。
「えっと…ありがとう。」
まさか自分が受け取れるとは、思わなかったから正直驚いてしまう結花。
でも、やっぱり綺麗なブーケを手に入れることが出来て嬉しくなる。
「…フフッ」
匂いを嗅ぐといい匂いがした。
それを持ったままチラッとオーナーを見ると目が合う。
そうしたらニコッと微笑まれる。
「……。」
頬が真っ赤になってしまい慌てて目線を逸らす。
披露宴も無事にお開きになり後片付けをする結花とオーナー。
そうしたら太一が
「今日は、本当にありがとう。
楽しかった…片付け手伝うよ!」
「私も手伝います」
そう言ってくれるがオーナーが
「いいよ。片付けも仕事の内だ。
それに今回の主役が手伝うもんじゃない。
サッサと帰って新婚旅行の準備でもして来い」