恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「…でもいいのか?」

「いいって、いいって
店の中でイチャつかれても迷惑だし」

「アハハッじゃあ、お言葉に甘えて
また、連絡する」
そう言い帰って行く2人。

「フフッいいですね。新婚さんって」
片付けながら言う結花。

とても羨ましいぐらいにとても幸せそうでキラキラしていた。

「結花ちゃんも近い内になれるかも知れないよ?」

「…えっ?」

思わずオーナーを見る。
そうするとクスッと微笑み

「…この前の言ったことじゃ納得いかないよね。ごめん」
そう言って謝ってきた。

「…瀬良さん…」

「もう少し待ってて
君がちゃんと卒業するまで」

< 85 / 220 >

この作品をシェア

pagetop