恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「私が卒業するまで…?」

「そう。さすがに学生の君に手を出す訳には、いかないからね…大人として」

えぇっ!?

意味が分からずに頭の中がパニックになる。

(それって…えぇっ!?)

「あの…私…オーナーのこと…」

思わず自分の口から出そうになる。
だが、出来なかった。

オーナーに口を塞がれたから
頭が真っ白になる結花。

(オーナー?)

口を離されるとニコッと微笑まれ

「今は、これが限界。ごめんね…?」
そう言われる。

< 86 / 220 >

この作品をシェア

pagetop