恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「…えっ?
そんなに私って顔に出てる!?」
自分の顔を触る結花。

「出てる、出てる。そこが結花のいい所だけど…」
クスクス笑う里緒。

何だか自分が恥ずかしくなる。

「まぁ、でもいい傾向じゃない?
もしかしたら結婚式を見て自分も開花されたかも知れないし…オーナーが」

「…そうかな?」

そうだといいな。
オーナーともっと近づきたい…従業員じゃなくて

「それより卒業まで待つとか大人よねぇ~普通すぐに手を出したくなるもんなのに。ただの草食系じゃないの~?」
からかうように言ってくる里緒。

「違うわよ!!
オーナーは、大人なの。それに…」

そう言おうとしたら同じ講義を受けてる2人の女子生徒が声をかけてきた。

「ねぇ、有森さん、佐藤さんちょっといいかしら?」

『えっ?』

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