恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

だが、
「そうなの?
でもお願い~それでもいいから」

いや、よく無いでしょ!?

そう思ったがその子達は、必死に
「お願い…食事だけして帰ってもいいし。幹事の子に綺麗どころを集めるって言っちゃったのよ!
お願い…有森さん、佐藤さん」

『……。』


そこまで必死に言われると何だか断りにくい。

「分かったわ
食事だけなら…」
そう結花が言うと

「本当!?
ありがと~う有森さん。
じゃあ詳しくは、後で教えるわね!」

それだけ言うと笑顔で行ってしまう。

「ちょっと、いいの?結花
あんたオーナーが居るのに!?」

「…でも、付き合ってる訳じゃないし
それにあんだけ必死に頼まれるとね…」

「あんた人が良すぎるのよ!ったく…いいの?
相手は、K大の医学部生よ!?」
呆れながら心配そうに言われてしまう。

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