恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「あ、ごめん。
大丈夫、大丈夫」
笑顔でそう言う結花。

本当は、ほとんど聞いて無かったけど…里緒の言いたいことは、大体分かっている。

「もう…どうなっても知らないわよ?」
呆れたように言われてしまう。

「…ごめん。里緒」

里緒は、友達思いで優しい。
私のことを気にかけてくれている。

だけど…今は、もう大丈夫。
だって、私は…オーナが好きなんだし

そう自分に言い聞かせて私は、合コンに参加をした。

オーナーには、里緒達と飲みに行くから遅くなると連絡をしておいた。
簡単に承諾を貰ったけど…何だか罪悪感が残る。

指定されたお店に行くとすでにK大生の男性達がもう見えていた。

(良かった…居ない)

彼の姿が無くてホッと安心をしていたら後ろから

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