恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
横で里緒がこっそり
「ほら、見なさい。だから言ったのに」と言われてしまう。
「……。」
何も言い訳が出来ない。
チラッと大輝を見ると他の男性に
「あれ?お前ら知り合いなの?」
質問をされていた。
ドキッと心臓が高鳴る。
もう終わったはずなのに…。
「いや、たまたま地元の子が居て驚いただけ…」
「マジ?えっ…まさか元カノとか?」
からかって言う男性の言葉に
ドキッとしてしまう。
なのに、大輝は
「いや…ただのクラスメートだよ!高校の時の」
そう否定される。
正直胸に突き刺さるような気分になった。
確かに私と大輝は、すでに終わってる関係だけど…
頭が真っ白になり自分でもどうしたらいいか分からなくなる。