恋って暖かいね
開かない扉
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン。
チャイムがなる。
パタパタとハウスキーパーの小林さんが出た。
「お嬢様!ボーイフレンドがいらっしゃいましたよ」
小林さんが何となくにかにかしている。
「おはよっす!お嬢様迎えにきやした。」
鷹くんも若干ふざけている。
「ちょ、ちょっと待って!」
私は階段を下りると鷹くんに言った。
「ボーイフレンドって何あれ?!違うのに!
ゴメンね!ゴメンね!」
鷹くんは笑いながら確かに言った
「私服超可愛いな。」
「どうも。」
下ろし立てのつなぎのフレアスカート、
いつもは着ない。真っ赤なボレロ。
自分でも、なんかよく分かんなかったんだ、、