聖なる夜の奇跡~身分違いの恋~


毎年恒例の会社のクリスマスパーティーにも、出席しないでおこう。



お洒落した大介を見てしまうと、また辛くなるから。



もう、会社も辞めよう。



ここで働いている限り、大介を忘れることは無理だから。




クリスマスは、学生時代の友達と集まって、ドレスでも着て、飲みに行こう。



パーティーの案内状をぐちゃぐちゃに丸めて、私は会社を出た。


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