星に願いを



「じゃあな。また暇な時は遊んでやるわ」


「うん」


しばらくしてハルくんはバイトがあると帰って行った。




「ハルくん、元気で良かったわね」


「うん」


コーヒーカップなどを片付けながらお母さんはキッチンで洗い物をしていた。



「空良にも連絡しとかないと!」


空良もあれから何度かこっちにハルくんの様子を見に来ていた。


連絡すると空良は良かったと安心した声を出した。





これから僕達は悲しい運命に翻弄されることに気付いていなかった―…





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