星に願いを
「太陽、何かいいのあったか?」
なかなか決められない俺のところにお父さんが迎えに来た。
「あ、まだ。お母さんは?」
「向こうで座って待ってるよ」
一人でウロウロしてプレゼントを決めてくると別行動をしていた俺と、お父さんやお母さんは別で行動していた。
「さっきさハルくんに会った。ハルくん彼女いたんだって」
「へぇ~。春翔くんも高校生だもんな。なんだ?春翔くんが取られたみたいで寂しいのか?」
ニヤニヤとお父さんが楽しそうに微笑んだ。
「ち、違うよ!」
違う。
ただ誰かを好きになるってどうゆうことなのかなって思っただけだよ。