星に願いを



体育祭はすごく晴天に恵まれていた。


中学初めての体育祭だからかクラスのやつらはすごく盛り上がっていた。



俺は保健室に登校して、別の課題が出されていた。



「立石、本当に見学しなくていいのか?」


「はい。勉強してる方が楽なんで」


「そうか。気が向いたら息抜きに見学に来たらいいからな」


「はい」


そう言うと担任の先生は運動場へと戻っていた。



保健室は窓から涼しい風が入ってきて、一人でゆっくり勉強するには良かった。



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