京都タワーで恋をして。


そう願うも、休むわけにもいかへんくて、

真面目に来てまうんが私や。

しゃーない!覚悟や!

ウブな中学生でも何でもいい!

私は行ったるでー!

気合いを入れて、大股で更衣室まで向かった。

「おはようございまーす!」

扉を開けて元気良く挨拶すると、

沙耶子ちゃんしかいーひんかった。

「あ!千夜先輩!おはようございます!」

「沙耶子ちゃんおはよう。」

今日も君の笑顔は眩しいよ☆

このまま別の話してくれへんかなー...

「で!昨日どうやったんですか!?タワーホテルのイケメンさんとのデート!」

......やっぱ逃げれへんかったか。

沙耶子ちゃんが忘れるわけないわな。

っていうか、またブラ丸出しの私に話しかけてきて...

沙耶子ちゃんタイミング読も!?

と、思うも沙耶子ちゃんのキラキラの目に負けて、

昨日の出来事を一から話した。

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