幻で見たあなたは眩しいほど輝いていて。
今の目の前の情景は私には理解できないけれど光があることに変わりはない。
登場
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「うぅん………。……はっ!」
私は、自分が寝ていたことに気づき、体を起こした。
「ここ……どこっ?」
辺りを見渡すと、どうやらここはどこかの林らしい。
辺り一面、高い木に囲まれていた。
「あれ…私、何してたんだっけ…」
なんだか頭がぼーっとする。