正しい小鳥の愛し方【愛を知る小鳥 特別番外編】
声の主はゆっくと二人の目線にしゃがみ込んでそれぞれの顔を見つめた。
その腕には二人よりも小さな女の子が抱かれている。
「諒、茉奈ちゃんが嫌だとか悲しいとか思うのならそれはいじわるになるんだぞ」
「ち、違うよっ!ぼくはいじわるなんて・・・・」
「そうだな。お前はいじわるしてるつもりなんてないんだよな。ただ茉奈ちゃんと仲良く遊びたいだけなんだよな?」
「えっ?」
その言葉に茉奈は大きな目をまん丸にする。その一方で諒の頬が一瞬で真っ赤に染まった。
「ち、ちがっ・・・」
「お前の気持ちはわかるよ。でもいつもいつもそういうことばかりしてると茉奈ちゃんがお前のことを嫌になるかも知れないぞ?遊ぶのは構わないけれど、時には茉奈ちゃんの気持ちも考えてあげること。そうすればお前の気持ちはきっと伝わるよ」
諒は真っ赤な顔で俯くと、やがて顔を上げて小さく頷いた。
「よし、じゃあ今諒がすべきことは何だ?」
静かに語りかけると、諒はゆっくりと茉奈の方へ体を向けた。
「・・・・いじわるしてごめんなさい」
シュンと肩を落として謝るその姿にはじめは驚いていたが、すぐに茉奈は笑顔になる。
「・・・・うん!あっちで遊ぼっ!」
その言葉にハッと顔を上げた諒の手を掴むと、茉奈は全力で駆け出した。
やがて諒も弾けるような笑顔を見せた。
「うんっ!!」
その腕には二人よりも小さな女の子が抱かれている。
「諒、茉奈ちゃんが嫌だとか悲しいとか思うのならそれはいじわるになるんだぞ」
「ち、違うよっ!ぼくはいじわるなんて・・・・」
「そうだな。お前はいじわるしてるつもりなんてないんだよな。ただ茉奈ちゃんと仲良く遊びたいだけなんだよな?」
「えっ?」
その言葉に茉奈は大きな目をまん丸にする。その一方で諒の頬が一瞬で真っ赤に染まった。
「ち、ちがっ・・・」
「お前の気持ちはわかるよ。でもいつもいつもそういうことばかりしてると茉奈ちゃんがお前のことを嫌になるかも知れないぞ?遊ぶのは構わないけれど、時には茉奈ちゃんの気持ちも考えてあげること。そうすればお前の気持ちはきっと伝わるよ」
諒は真っ赤な顔で俯くと、やがて顔を上げて小さく頷いた。
「よし、じゃあ今諒がすべきことは何だ?」
静かに語りかけると、諒はゆっくりと茉奈の方へ体を向けた。
「・・・・いじわるしてごめんなさい」
シュンと肩を落として謝るその姿にはじめは驚いていたが、すぐに茉奈は笑顔になる。
「・・・・うん!あっちで遊ぼっ!」
その言葉にハッと顔を上げた諒の手を掴むと、茉奈は全力で駆け出した。
やがて諒も弾けるような笑顔を見せた。
「うんっ!!」