ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅱ
三咲っ!
ガラガラ
勢いよくドアを開けると、静かに眠っている三咲。
『三咲…』
ただ眠ってる用にも見える。
だがその体には至る所にコードが延びている。
『っ…ごめん、ごめんね三咲っ!
私のせいで……
ヒック…ウウッ………ごめん…ごめんね…』
私は、ただ泣くことしかできなかった。
その日は一日中三咲の病室にいた。
泣き疲れた私は、そのまま眠りに落ちたのだった。