ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅱ
かわいかったなー!
ちょっと楽しくなってきたかもな。
クメ「理沙指名!」
また私かよ?
まじ、ここの客、目が可笑しい。
『指名ありがとうございます。
注文は?』
チャラ1「キミ。」
は?
誰。こいつ。
『そんな物は置いてないです。
他に注文は?』
チャラ2「だから。キミだって。」
ガタッ
席を立ち、私の手首を掴むチャラ男ども。
気色悪ぃな。
触んな。
バッ
手を振り払い、
『注文が無いのなら帰っー「お前ら、誰のにふれてんの?」
紗那…?』
何故か後ろには紗那が。
よく見てみれば、
三咲のところには奏汰が、いつもとは比べものにならないくらい、
黒い、いや。どす黒い笑みを浮かべていた。