君の気持ちが知りたくて。



放課後特にすることもねぇ俺らは
いつも通りとりあえず俺ん家に向う
何をするわけでもねぇけど
これが俺らの日課。

そんな時見たことも話したこともねぇ
女が急に声をかけてきた


「あ、あの!神田 槇斗くんですよね?」

誰だこいつ?
いつも通り俺は無視すると
変わりに愛人が


「そうだけど、何?こいつに用?」

その女は顔を真っ赤にしながら

「あ、あの...よかったら連絡下さい!」

差し出された紙には
携帯の番号と名前が綺麗に書かれていた

もちろん受け取る訳ねぇけど
このまま無視し続けるのもあれだしな

「悪いけど受けとらねぇよ。興味ねぇ」

「連絡しなくてもいいんで
受けとってください。」

そう言って女は泣き出した
だから女は嫌いだ
都合が悪いと泣き出すし
めんどくせえ。。

「槇斗〜 これじゃお前が女の子
泣かしてるみたいだそ〜 ねぇ?」

そう言われて周りを見渡せば
注目の的。居心地が悪い



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