君の気持ちが知りたくて。



それからゾロゾロ教室に入ってきた
もちろんクラスも学年もバラバラ
見たことない人や怖そうな先輩まで

グループは全員で14人+担当の先生
女の子7人男の子7人


女の子は私と栞奈とギャル3人と
大人しそうな子達が2人
ギャル達は3年生で大人しい子達は2年生

男の子は愛くんと
チェリーボーイと呼ばれた2年生と
やんちゃな1年生達

啓兄と祐兄は一緒みたいだけど
私達とは別みたい
栞奈は祐兄と一緒になれなくて
ぎゃーぎゃー駄々こねてる
うちに来たらいつでも会えるのにね

全員揃ったところで先生が
オリエンテーションの説明を始めた時

ガラガラ~

教室の扉が開き皆の視線は扉へ向く

と...そこにはマキが立っていた

「うそ...」

「槇斗〜どした〜?」

愛くんの質問を無視して

「おい、そこのメガネ 変われ」

メガネというのはあのチェリーボーイの
内の一人なわけで

「聞こえた?か.わ.れ」

“そう言われても...先生?どうしたら..”
『ん?あぁ。変わってやれば?』

先生なんて適当なんですか?
でも今なら神様に見える

いや、でも待って
マキと同じグループになれば
3日間ずっと一緒な訳でしょ?
どうしよう。なんか緊張してきた


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