君の気持ちが知りたくて。


チェリーボーイくんとマキが
グループを変わって
一応人数も揃ったわけで

先生はオリエンテーションの
説明を続ける

けど私はもうマキの事でいっぱい
到底説明なんて頭に入らない。

そんな中ギャル達は
マキと愛くんのファンみたいでさっき
からキャーキャー騒いでるし

マキと愛くん達は同級生の
男の子達とあまり仲が良くないみたいで
若干ピリピリした空気

「でもさ〜?なんでこっち来たの?」

愛くんがマキに質問する
正直それは私も気になってた
もしかしたら願えば叶うなんて
浮かれてる場合じゃないかもだし

「あぁ。あっちの女はうるせぇし
沖田がいたんだよ。」

沖田とは中学からマキと
仲が悪い男の子名前は沖田 雅樹
昔から女の子に人気があって
マキは違って典型的な王子様タイプ
けどなんか胡散臭くて
私も苦手なんだよね沖田くん

「あーね 槇斗昔っから嫌いだもんな」

「あの、神田くんだよね?
私、めいりの友達の栞奈ってゆーの
よろしくね?」

「あぁ どーも」

「相変わらず素っ気ないねぇ
ごめんね?こゆ奴なの!」

「あ、全然大丈夫!気にしないで」

「槇斗」

「え?ま、まきとくん?」

「神田じゃなくて槇斗って
呼んでって意味だよ!」

マキは言葉足らずだから
ちゃんと愛くんが説明してくれた
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