君の気持ちが知りたくて。
「でもさー?なんでまたあんな
冷血王子様なわけ?」
冷血王子様とはさっきも言った
槇斗のこと!
槇斗はモテるのに何故か
皆に興味ねぇー みたいな顔してさ
良く言えばクールなわけ!
昔はあんなじゃなかったんだけどね。
いつから変わっちゃったんだろ?
やっぱあの時からなのかな?
「マキも良いとこいっぱいあるもん!」
「はいはい。ムキになんないの!」
「ムキになんてなってないもんねぇー」
『めりちゃーん そんな顔しないの!』
『お前なー。何歳だよ 笑』
っげ。絶対あいつらだ
てか、あいつらしかいないじゃん
タイミング悪いよー。泣
「きゃー、きゃー!やばい。
啓太先輩と祐太先輩じゃん!
なになに美梨!知り合いなの?」
「栞奈知らなかった?啓太の名字は?」
「え?えっと、たみや...あぁー!
うそうそ!お兄さんなの?」
こうなるから嫌なのよ
こいつらのせいで何度嫌がらせを
受けてきたことか...