君の気持ちが知りたくて。



目的地に着くと
マキは無言で降りて行った
私も続いて栞奈のもとに急いだ


「へぇ〜 それは槇斗くんも
大胆なことするねぇ」

「ほんとどうしていいかわかんなくて」

「私も愛くんと仲良くお喋りしてた」

「そおなんだ 愛くんと仲良くなれそ?」

「なれそうってか仲良しだよ!」

よかった
私の周りに悪い人はいないから
栞奈にも仲良くなってほしいだよね


「ま、でも愛くんと仲良く喋ってたら
女の子からの視線が痛いけどね 笑」

「確かに...愛くんも人気だもんね」



1年の男の子の中だと
マキ、沖田くん、愛くんの3人が
TOP3ってとこかな?


先輩だと啓兄と祐兄が人気ある
みたいだけど
なんかみんな昔から知ってるから
私にとったらよくわからない



「めいり〜早くしないと遅れちゃう」

「ほんとだ!急がないとっ」

その後2日間は無事
オリエンテーションを続けた
ギャル達やマキのファン達に
圧倒されながらも
なんとかこなした



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