君の気持ちが知りたくて。


「めりー、明らか嫌そうにするなよ
祐兄ちゃん悲しいよ。笑」

「笑ってんじゃんかよー!祐兄のばか」

「え、でも待って!祐太先輩は?
なぜに知り合い?」

「じゃあ、祐太の名字は?」

「えっと... かんだ...あ!なるほど」


そう、祐兄こと祐太先輩は
マキのお兄ちゃんってこと!

「不貞腐れてねぇで早く帰れよ?」

このバカ兄貴めっ!

「女の子は暗くなる前に帰らないとね」

心配してんだかからかってんだか、、
ほんと祐兄は昔から変わらない

なのに、なんでマキは...



「ねぇって!きいてる?なんで言って
くれなかったのー?ズルくない?」

「だって栞奈 祐兄のこと好きでしょ?
紹介しろってうるさいかなーって笑」

「笑い事じゃないのーっ泣」

「まぁ協力してあげてもいいけどね?」

「うそ?ほんとに?」

「ただし。。条件としてー クレープ
「おごります!何個でも!」

「よしっ!そうこなくっちゃ!」

「めいりー ほんとありがとう」

こうなったら死ぬ程食うぞーっ
嫌な事全部忘れて食ってやるー
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