君の気持ちが知りたくて。
「キャー ちょっとぉ!いい感じじゃん!
てか、槇斗くんが笑ったの初めて見た
さすが王子様!様になるね」
さっきから栞奈がキャーキャー
言ってるけど、
私はそれどころではない
最近マキとの距離が急に近くなって
全然ついていけてない自分がいる
「熱上がった。絶対上がったっ 泣」
「測ってみな?でも反則だねあれは!」
まだマキのこといってるよ〜
pipipi pipipi
「げ。38.7 上がってるよ〜」
「え?やばいじゃん!もう寝な!」
「ごめんね。ちょっと寝てくる」
栞奈には悪いけど
熱が上がってきてしんどいし
自分の部屋に戻り横になることにした
ベッドに入るとすぐ眠りに落ちた