君の気持ちが知りたくて。


あれから家の事を色々こなして
体調も、回復したし
今朝のことを謝るためにも
マキと晩御飯の買い物をいくことにした


【家の前ついた。】

と連絡がありラフな格好で
急いで家をでた

「おかえり! 今朝はごめんね」

「いや、もういいよ 気にしてねぇ」

マキもそう言ってくれてるし
あんま引きずってもだよね
よし!切り替えていつも通り!

「行こっか! 何に食べたいー?」

「んー、ハンバーグ」

「昔から変わんないねぇマキは!笑」

「うるせぇー。」

他愛もない会話をしながら近くの
スーパーまで行った

ハンバーグの材料を買い
帰宅する途中


プップーッ!

「あぶねぇ!」

そう言って自分の方に引き寄せたマキ
はたから見たら抱き合ってる様に見える

「お前、引かれてーの?」

「ご、ごめん。ありがと!」




“あれ田宮さんと槇斗くんじゃない?”
“本当だ〜 抱き合ってるじゃん!”
“ただの幼なじみじゃないの?
どういうこと〜!?”


この時タイミング悪く誰かが見ていた
なんて言われてることなど知らずに...



今朝はどうなるかと思ったけど
特に気まずくなることもなく
今まで通りみたい
今日でプチ同棲はおわっちゃうけど
限られた時間の中で少しは
マキとの距離を埋められたかな?

最後の夜は2人で仲良くご飯をたべ
早めにねむりについた
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