君の気持ちが知りたくて。


「で、めいり話してくれる?」

「うん。長くなるけど聞いて欲しい


私とマキは中学生2年生の時
一瞬だけ付き合った事があるの
まだ付き合うっていうのが何か
わからないくらいの時にね

良くある話しかもしれないけど
中学生だからさ、付き合ってるのが
バレてみんなに冷やかされたの
マキはさ昔から女の子に人気が
あって私、イジメの標的になっちゃって
女の子からイジメられて
男の子からは冷やかされて
毎日辛かったんだ。

そんな日が続いてある時、私
我慢の限界でさ

【あんな奴好きじゃない!】

って叫んだんだよね。
そしたらさマキにそれ聞かれて
そっから避けられるようになったの

最低なこと言ったの私だし
避けられて当たり前だと思ったけど
本心で言ったんじゃなかったから
ちゃんと話しがしたくて

次の日マキの家に言って謝ったのね
そしたらマキは

【俺もお前なんか好きじゃねぇ。】

って言われちゃって。

そこからなのマキが冷血とか
言われるようになったのは
私が悪いんだよね。
でも大好きで忘れることなんか
できなかった。いまでもね... 」

これが私とマキの過去。
後悔してもやり直せない事実なの



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