褐色のあなたに水色のキミ
山田さんとはそれから、2人っきりで遊びに行った。5歳年上の山田さんは、私をお姫様のように扱ってくれた。
5度目のデートで観覧車に乗った時、てっぺんで優しいキスをくれた。
『オレの彼女になってくれる?』
『でも、私…恋愛経験がなくて…』
戸惑う私の頭を、山田さんはそっと撫でてくれた。
『オレが、教えてあげるから』
優しい笑みに、私はコクンと頷いた。
彼はいつも、私のことを考えてくれていた。ランチもスイーツも、遊びに行く場所も、私が喜びそうな場所をチョイスしてくれた。
恋愛経験がない私を気遣い、すぐに体を求めてこなかった。付き合って1年目の記念日に、2人は初めて結ばれた。
本当に、本当に幸せだった。そして、山田さんを、好きで好きで、どうしようもないほど、好きだった。
5度目のデートで観覧車に乗った時、てっぺんで優しいキスをくれた。
『オレの彼女になってくれる?』
『でも、私…恋愛経験がなくて…』
戸惑う私の頭を、山田さんはそっと撫でてくれた。
『オレが、教えてあげるから』
優しい笑みに、私はコクンと頷いた。
彼はいつも、私のことを考えてくれていた。ランチもスイーツも、遊びに行く場所も、私が喜びそうな場所をチョイスしてくれた。
恋愛経験がない私を気遣い、すぐに体を求めてこなかった。付き合って1年目の記念日に、2人は初めて結ばれた。
本当に、本当に幸せだった。そして、山田さんを、好きで好きで、どうしようもないほど、好きだった。