褐色のあなたに水色のキミ
エレベーターが1階に到着し、美鈴が降りてきた。お互い笑顔を交わすと、美鈴がイケメンにまで視線を送っていた。
イケメンがそれを受け止めたかどうか、わからないけれど…私が先に乗りこみ、『開く』ボタンを押した。ガラガラガラと、台車を押して乗りこむ。
「何階ですか?」
「2階です」
私が、2階と7階のボタンを押すと、ありがとうございます…と、爽やかな声が返ってきた。
そして、あっという間に2階に到着した。2階には、歯科と内科があり、そこの自販機に飲料類の補充に来たのだろう。もしかしたら、このビルの他の階にも自販機を置いているのかもしれない。
ガラガラガラと、台車を押してエレベーターを降りてゆく後ろ姿を見送った。長身で、がっしりとした後ろ姿に、男らしさを感じた。
やっぱり、イケメンやと思った。
イケメンがそれを受け止めたかどうか、わからないけれど…私が先に乗りこみ、『開く』ボタンを押した。ガラガラガラと、台車を押して乗りこむ。
「何階ですか?」
「2階です」
私が、2階と7階のボタンを押すと、ありがとうございます…と、爽やかな声が返ってきた。
そして、あっという間に2階に到着した。2階には、歯科と内科があり、そこの自販機に飲料類の補充に来たのだろう。もしかしたら、このビルの他の階にも自販機を置いているのかもしれない。
ガラガラガラと、台車を押してエレベーターを降りてゆく後ろ姿を見送った。長身で、がっしりとした後ろ姿に、男らしさを感じた。
やっぱり、イケメンやと思った。