褐色のあなたに水色のキミ
越える一線
その翌日にも偶然、春日園のイケメンと遭遇した。私がティーソーダを買いに自販機に向かっていると、ちょうど仕事を終えて、裏口を出ていく後ろ姿が見えた。
ビルの近くに、春日園のトラックが止まっていた。『お茶日和』の写真が目をひく。夏の日差しを浴びながら、彼は黙々と仕事をこなしていた…。
ちょっと、気になった。
でもその後は、偶然を装っても、会うことができなかった。意識してなかった時のほうが、会えたのに…。私には、ティーソーダを飲みながら、ケータイ小説を読みふけるほうが、合っているんやわ…。
そんな日々を過ごしながら、金曜日。山田さんと会う週末がやってきた。
ビルの近くに、春日園のトラックが止まっていた。『お茶日和』の写真が目をひく。夏の日差しを浴びながら、彼は黙々と仕事をこなしていた…。
ちょっと、気になった。
でもその後は、偶然を装っても、会うことができなかった。意識してなかった時のほうが、会えたのに…。私には、ティーソーダを飲みながら、ケータイ小説を読みふけるほうが、合っているんやわ…。
そんな日々を過ごしながら、金曜日。山田さんと会う週末がやってきた。