褐色のあなたに水色のキミ
楽しいランチタイムが過ぎ、仕事に集中する。次の楽しみは、ティータイムだ。うちの会社では、ランチタイムと同様、15時から30分間のティータイムがある。その間に、ティータイムを楽しむのも良し、昼寝をするも良し。


私は、大好きなティーソーダを飲みながら、ケータイ小説を読むのが楽しみ。ケータイ小説の中で疑似恋愛をするのが、今の私にはちょうど良い。


恋人と呼べる人がいたのは、10年も前。それから今まで、何度か『恋人候補』が現れたものの、いざ、お付き合い…となると、怖くて…。


いいねん。ずっとひとりで。時々、友達と女子会を楽しんだり、職場の同僚と飲みに行ったりできたら。イケメンは、テレビの中にいくらでもいるし、恋愛は、ケータイ小説で済ませられる。


彼氏なんて、めんどくさいねんから。
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