褐色のあなたに水色のキミ
ランチタイムになり、ほんのちょっと期待しながら、メールをチェックする。4件、受信…。見覚えのない、メアドからのメールは…。


「………」


…ない。どれもこれも、登録しているメルマガだ。今日、出勤しているなら、朝一にメールチェックをするやんな?


はぁぁぁ…。私、自惚れてたんやわ…。メールしたら、なんらかの返事をくれると思ってたけれど。


「しーちゃん!」


美鈴にポンと肩を叩かれた。美鈴みたいに綺麗なら、一誠さんとのこともうまくいっただろうし、福岡さんからのメールも…。


あー!もう、めんどくさい!


「美鈴!今日はガツガツ食べたい気分やねん!」


「ガツガツ?じゃあ、丼屋さんでもいく?」


「行くっ‼︎」


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