続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「早く行こうぜ。
乃愛が待ってる」
カズの腕をグッとつかんで歩き出す。
すると、斜め後ろから、呆れたような声が聞こえた。
「乃愛、乃愛、乃愛って……。
お前の頭ん中には、それしかないのか!?」
――うん、当然。
じゃなくて……。
「カズ、乃愛のことを呼び捨てにすんなっ。
鶴元さんって言え!」
乃愛って呼んでいい男は、“俺だけ”なんだよ。
乃愛が待ってる」
カズの腕をグッとつかんで歩き出す。
すると、斜め後ろから、呆れたような声が聞こえた。
「乃愛、乃愛、乃愛って……。
お前の頭ん中には、それしかないのか!?」
――うん、当然。
じゃなくて……。
「カズ、乃愛のことを呼び捨てにすんなっ。
鶴元さんって言え!」
乃愛って呼んでいい男は、“俺だけ”なんだよ。