続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
メガネのブリッジを指で押し上げ、ムッと唇を尖らせ野々宮を見る。


野々宮は俺の視線を受け止め、まっすぐにソレを返してきた。


「仕方ないわね。
アンタもお祭りに連れてってあげる」


「……はぁ!?
連れていってあげるだぁ!?」


なんだよ、この、上から目線!!


この女だけは――……。


絶対、絶対、許せね――っ!!


やっぱり、コイツは、俺の天敵!!

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