続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「帽子に、メガネじゃ足りないでしょ。
お祭り行くには」


「…………」


「人がわんさかいるんだし」


「…………」


「今のカフェでも、チラチラ見られてたクセに」


野々宮は、斜め向かいのドラッグストアを指差した。


「おまけに、マスクぐらいしといたら?」


「……大きなお世話だ」


つか、これは、変装じゃねーよ。

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