続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
仕方ねーなー。


我慢するか。


「ん?
ココ」


乃愛の口元についたクレープのクリームを指でとる。


それがあまりにもうれしくて。


俺は「ハハッ」と小さく笑った。


「あー。
王河ひどいっ。
笑った~!」


「違うよ、乃愛。
今の笑いは……」


“すっげぇ幸せ感じたから”


――みんなの思いやりに、“さんきゅー” だな。

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