続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
男のプライド
だだっ広い敷地のプールサイド。
物陰を探して、ひたすら歩く。
そして、やっと人目につかない場所を見つけた。
つかんでいた乃愛の手を離し、乃愛と向かい合う。
すると乃愛は、一瞬唇を噛み締めてから、俺を見上げた。
「王河……。
この水着、そんなに似合ってない?」
「……は?」
お前……。
なに言い出すの?