続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
乃愛を見下ろして、俺は精一杯の気持ちを込めて言った。


「その水着。
似合いすぎて、かわいすぎて困ってんの」


「……え?」


キョトンと。


鳩が豆鉄砲でも食らったような顔。


「ビキニを着ちゃダメなんじゃなくて。
こーゆーのは、俺の前だけにしてほしかったの」


「……え?
王河……?」


「当然だろ?
こんなの、もったいなくて。
他の男になんか、見せれるかよ」
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