続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「傲慢な顔で、あごをツンと上にあげて。
超上から目線の、俺様顔で。
大好きだって言えば、それでいいじゃん」
「……のの……」
「アンタが好きって言えないなら……。
代わりに、あたしが言ってあげるよ」
「……は?
なに言ってんだよ。
なんでお前が乃愛に好きって言うんだよ。
意味わかんねー」
投げつけられた紙くずを、まとめて野々宮の前に放る。
その瞬間だった。
「藤城王河。
あたしは、アンタのことが好き!」
怒ったような、野々宮の声が聞こえたのは。
超上から目線の、俺様顔で。
大好きだって言えば、それでいいじゃん」
「……のの……」
「アンタが好きって言えないなら……。
代わりに、あたしが言ってあげるよ」
「……は?
なに言ってんだよ。
なんでお前が乃愛に好きって言うんだよ。
意味わかんねー」
投げつけられた紙くずを、まとめて野々宮の前に放る。
その瞬間だった。
「藤城王河。
あたしは、アンタのことが好き!」
怒ったような、野々宮の声が聞こえたのは。