続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
ガキの頃と違って、さすがに手ではできないから。


砂場に落ちていた忘れ物のスコップを貸してもらう。


とはいっても、そんなに深くは埋めてない。


もしかすると、時間の経過とともに露出して、なくなってしまったかもしれない。


でも……。


きっと、あるハズ。


スコップを何回か、そして何箇所か土にさしてみる。


「王河。
なにしてるの?」


昔と同じように、乃愛がやってきた。

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