続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「だから、王河が……。
“好き”ってハッキリ言ってくれて、すごくうれしい。
王河に……。
“俺と付き合ってください”って言われて、ものすごくうれしい」


その言葉に……。


乃愛の今までの気持ちが全部詰まっているような気がして……。


「ごめんね。
今まで……」


胸がギュッと締め付けられるような苦しさを味わいながら、俺は乃愛の頭を、優しくポンポン……数回撫でた。


「うん、いいよ」


優しい声で、コクリと小さくうなずく乃愛。
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