続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「チェッ。
仕方ねーなー」


「今度は、絶対ね。
藤城くんっ」


「次は買い物、付き合ってくれよ?」


渋々、俺のそばを離れていくヤツ等。


それを、


「わかった。
じゃーな」


と軽く手をあげて見送って、俺は外の景色に目を走らせた。


カズ、遅ぇな。


まだかよ。


若干待ちくたびれながら、ケータイに視線を落とす。

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