続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
そして、男たちの中に、さらに踏み込み……。


いまだに状況が飲み込めず、ポカンと小さな口を開けて呆ける乃愛の腕をつかんだ。


「この子、返してもらうね。
俺の彼女だから」


そのとたん……。


「ヤベェ……。
やっぱ、カッコいいわ!
おまえっ!!」


1番ガタイのいいヤツが、俺の肩をバシンと叩いた。


「本物に、会ってみたいと思ってたんだよな!」
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