キミとの温度



「アユ…あの人、知ってる?」

「あー、うん。3年の先輩」

「名前は?!」

「…陽菜?
ねぇ、あの人とは関わらない方がいいよ。
裏でいろいろやってるって話だし」



それ以上アユはあの人について教えてくれなかった。

体育の時間はそのままアユと屋上で他愛のない話をして笑い合った。



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