ウチらの初恋〜natumi〜
えーっと
光がいちごミルクで
さえちゃんがオレンジで・・・
ドン!!
ガッシャーーーン!!!
何かがぶつかってきて倒れて大きな音を立てた
私はその時ぜんぜん、状況が理解できていなかった
「いった、何?」
倒れた私の隣には
昨日のお花畑のところにいた少女がいた
「ごめんね、けがしてない?」
その少女の友人らしき人物が私に声をかけてきた
「あ、大丈夫です」
「私より、彼女は大丈夫ですか?」
「え?彼女?あぁ、いつものことだから気にしないで」
彼はなぜか、笑をこらえるような言い方だった
「あの・・・」
「ん?」
「寝てますよね?」
「寝てるよ」
「え、なんで寝てるんですか?」