叶わない恋だから


「ほら、行くよ。陽菜!」

木葉が私の手を引く。


「えっ?あ、うん!」


走り始めた私たち。



「おー!奈々はっけん!!」

私は奈々を追いかけた。

そのとき…っ。








「あっ…陽菜っ…!!」


私に…ボールが飛んでくるのが見えた。


「え…?また…!?」


怖くて目をつぶった…


「あれ…痛くない…?」

目を開けるとそこには…っ。



「陽菜ー?大丈夫!?」

「…なんで…」
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