叶わない恋だから


「…っ。ダメだ。仲のいい子かもしれない。諦めるな…」

そう小声でいい、先輩の元へ走った。



「先輩!これ!!!」

そう言って、チョコを渡した。



先輩は





「ごめん。」

それだけ言って、階段を登り始めてしまった。



…え?

なに…

"ごめん"

なにそれ。


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