薬指の約束
ちっちゃい頃
何年前になるかな、お気に入りの色のランドセルを背負って田んぼ道を歩いていたんだよね。
「ふうかー!!」
私の名前を呼ぶ男の子の声。
「え!どうしたの??」
「好きです!付き合ってください!」
これが初めて岡田勇弥を意識した出来事。
私、伊阪風夏は付き合うなんて考えたこともなくて、というか緊張しちゃって小さい声で「はい」って言っちゃったんだよね。
小学生だった私たち。付き合うことになったものの、結局あれから一回も話さなかった。
もうなかったことになったのかな…?
月日は流れ
大好きな小学生を卒業。
桜が満開の4月
中学校に入学した。
この頃から桜が大好きだった。
中学生になった私はある男の子に恋をして、胸のドキドキを知った。その子が大好きーって毎日幸せだったなぁ
でもケンカしたりで結構辛かった。あと別れちゃった…
それでも好きだったんだけど、その時も岡田勇弥からずっと連絡来てたんだよなぁ
「ゆや気持ち悪い…忙しいときに!!」
ってお兄ちゃんに愚痴って
ほんと私最悪…
岡田勇弥に恋をするなんて
この時は想像もできなかった。
「ふうかー!!」
私の名前を呼ぶ男の子の声。
「え!どうしたの??」
「好きです!付き合ってください!」
これが初めて岡田勇弥を意識した出来事。
私、伊阪風夏は付き合うなんて考えたこともなくて、というか緊張しちゃって小さい声で「はい」って言っちゃったんだよね。
小学生だった私たち。付き合うことになったものの、結局あれから一回も話さなかった。
もうなかったことになったのかな…?
月日は流れ
大好きな小学生を卒業。
桜が満開の4月
中学校に入学した。
この頃から桜が大好きだった。
中学生になった私はある男の子に恋をして、胸のドキドキを知った。その子が大好きーって毎日幸せだったなぁ
でもケンカしたりで結構辛かった。あと別れちゃった…
それでも好きだったんだけど、その時も岡田勇弥からずっと連絡来てたんだよなぁ
「ゆや気持ち悪い…忙しいときに!!」
ってお兄ちゃんに愚痴って
ほんと私最悪…
岡田勇弥に恋をするなんて
この時は想像もできなかった。