吸血鬼
その後は使用人?が部屋へ案内してくれた
大きくて綺麗で
余計なものが無い部屋だった
クローゼットには童話で出て来るようなお嬢様が着ているような服がいっぱいだった
どれを着ても良いって言ってくれて
まよったあげく
1番手前のを手にした
皆のところへ急いだ
「着替えて来ました」
そう言いドアを開けると皆が待っていた
お父様が近寄って来て
「スミレ
これを上げよう」
そう言い小さな綺麗な石のついた指輪を手にはめた
とっても綺麗だった
「良いの?
この指輪高そう
お父様のじゃ無いの?」
そう言うと
微笑み
「スミレにプレゼントしたかったんだ
今まで一緒にいてあげられなかったからね」
嬉しかった
気を使ってくれて
指輪をくれて嬉しかった